デイキャンプにはまったので泊まりもやってみたいけど、初心者なので小さな子供を連れては怖い。でも行きたい。
そんなわけで思い切って初グランピングに行ってみたら最高だったのでレポします。
※ちなみにこれで味を占めて一か月後にまたグランピングしました。衝動のままに生きすぎ。
ただ、先にお詫びしておく点として、こちらを利用したのは2022年の9月。
当時の私はブログを始めるなんて考えてもいなかったため、全体的にプライベート感あふれる写真になっています。
特に食事の写真を撮ってなかったのが痛恨…!料理と食べるのに必死すぎた。
とはいえ手持ちの写真と文章でレポはしっかり伝えていきますので、読んでいただけると嬉しいです。
この記事をおすすめする人
- 関東近郊で気軽に楽しめるお手頃なグランピングを探している
- 小さな子供がいるので特に安全性にこだわりたい
- イベントや子供の遊び場が充実している
- 温泉、ショッピング、アクティビティなど、複合的に揃った施設がいい
【時之栖OUTDOOR HILL VILLAGE】のプランと料金
当時宿泊したのはシングルベッドが4台入ったスタンダードプラン、1泊夕食付き。
こどもは2歳まで無料、3歳~未就学児は2,300円です(食事なし)。
同条件で6月の土日に設定し、見積もった結果がこちら。
昨年私たちが泊まったときは33,900円でしたので、やはり今は値上がりしているようです。
(もしくは夏休み明けの9月は元々少し安いのかも…?)
とはいえシーズンの土日でこのお値段なら、グランピングとしてはかなりお手頃だと思います。
他のテントタイプ、設備、アメニティの詳細はこんな感じです。
【御殿場高原 時之栖(ときのすみか)】概要
アクセス・全体図
御殿場I.Cより15分。
鉄道利用の場合は最寄りの「岩波駅」からタクシーで約5分。
高速I.Cから近く、都心からも片道2時間ほどで行ける好アクセスの立地ですが、まずこちらはグランピング単体の施設ではありません。
「御殿場高原 時之栖」は、富士山を一望できる広大な自然の中に作られた大型複合施設。
グランピングはそのひとつです(赤丸で囲んでるところ)
園内の主な施設一覧
その他、御殿場高原ビールが楽しめるレストランやカフェ、窯焼きパンやハム、ソーセージ、お酒、チョコレートなどの売店も充実しています。
定期的にさまざまなイベントが開催されており、宿泊客や日帰りで遊びに来るお客さんでとても賑わっていました。
【時之栖OUTDOOR HILL VILLAGE】紹介
グランピングエリアのチェックインは15時です。
お昼過ぎには到着したので、アウアリウムを見てカフェでお茶して軽く散策してお店を見て回って、この日たまたま開催されていたボードゲームイベントに参加して、また車で移動。
正直この時点でもう満足度がすごかったです。いや俺たちの戦いはこれからだよ?
グランピング施設は敷地内の奥まった場所にありますが、隣接の専用駐車場があるので移動の心配もありません。
敷地内はグランピングとキャンプサイトで分かれており、炊事場やトイレは共有です。
というわけで、いざ尋常にチェックイン!!
宿泊サイト
とつぜんの映え空間キタ。
この日ほどインスタやってなかったことを悔やんだ日はありません。
中もすごいオシャレだったんです。
怪獣たちに踏み荒らされる前は、それはもう…素敵な……ウッ
ほんと資料的な写真まったく撮ってなくてプライベート駄々漏れですみません。
ハンモックだ素敵ーー!ただ日差しが強すぎて3分も持ちませんでした。
この日は9月初旬ということもあり、まだまだ夏日まっさかり。
ただしテント内は冷風機も設置されており、入り口を閉めても蒸し暑さを感じることはありませんでした。
宿泊者専用の遊び場
他にもトランポリン的な遊具や、乗り物タイプのブランコ的なものがありました。
ドーム内なので涼しくて助かる~。
あ、あと隣接する管理棟で、バドミントンやボール等を無料で貸してくれます。親切!
夕食
自前の写真が、写真がない……本当にすみませんまさかの1枚もなかった。
そんなわけで文章のみになりますが、解説を。
夕食プランは
- 星空の下、グランピングテントの前でGKB-fuのBBQ!!
- 園内御殿場高原ホテル料理長の季節限定、欧風アウトドア料理!!
の2種類です(素泊まりプランもあります)
どちらを選んでも、あらかじめ希望した時間にスタッフの方が材料を持ってきてくれます。
材料と言ってもそこは天下のグランピング。
下ごしらえは全て完了、基本的に焼く・蒸すだけでOKな状態で出していただけます。ワオ。
調理器具もカトラリーもすべて揃っているので、持参するものはお手拭きシートと子供用のエプロンぐらい。
我が家はなんとなく「欧風アウトドア料理」を選びました。完全に興味本位。
珍しい食材や調理法でとても美味しかったのですが、その分BBQよりはひと手間かかる感じです。
慣れない環境でウロチョロする1歳児を監視しつつ準備するのは、大人2人がかりでも少し大変でした(単に私たちが慣れてなさすぎるからかも)。
もうひとつ注意点としては、基本プランでは未就学児の食事はついていません。
そして食材の追加注文はできません。
アルコール・ソフトドリンクは当日追加注文が可能です(自販機も近くにありました)
持ち込みに関しては、園内の店舗(手作り工房等)で購入したものであれば可能です。
ただし冷蔵庫はないのでご注意ください。
ちなみに我が家はまだ子供が小さい&そもそも大人が揃って小食気味なこともあり、追加なしで全然大丈夫、むしろ余るぐらいのボリュームでした。
お味ももちろんどれも美味しくて、満点の星空の下、ワイン片手に家族で肉を焼くという夢が叶いました。
それにしたって1枚ぐらい写真なかったの…?ほんとに…?
温泉とイルミネーション
入浴は、敷地内徒歩5分の距離にある大型温泉が無料で利用可能です。
それとは別に、折角来たんだからもっと大きなお風呂、色んな温泉を楽しみたいという方は、別途割引料金で日帰り温泉【気楽坊】を利用できます。
大人800円 小人500円
利用時間 15時~24時/翌朝6時~9時 何度でも利用可
【気楽坊】までは徒歩で10分ほどですが、個人的にはぜひ行ってみていただきたいです。
なぜなら、
道中がライトアップされててめっちゃ綺麗だから!!
なんなら温泉は入らなくても、お散歩がてら観に行ってほしい。誰でも無料です。
- 点灯期間:2023/5/12~8/20
- 点灯時間:18:00~22:00
天然温泉【気楽坊】
露天風呂、炭酸泉、薬草湯、死海の塩風呂etc、男女合わせて14種類のお風呂が楽しめます。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)
具体的にどのぐらい効いてるかは不明ですが、とにかく気持ちいいです。
筆者の一押しは死海の塩風呂!
いなばの白兎気分を疑似体験できます。
行かれた際は、ぜひお試しください(傷や湿疹ある人はやめといた方がいいよ!)
また、女湯限定ですが「ママと赤ちゃん優先のお風呂」もあります。
温泉施設ではおむつが外れていない子供は利用不可、もしくはベビーバス貸出が一般的な中、温かいお湯がたっぷり出てくるお風呂に気兼ねなく入れてあげられるのは本当にありがたかったです。
まあそれでも大きいお風呂に入りたがって騒ぐんですがね
夫は子供たちとお風呂に入るのが好きなので、男湯にないのを嘆いてました(笑)
時代の流れもありますし、これから実装されるといいですね。
なお【気楽坊】内にも、富士山を一望できるレストランがあります。
噴水レーザーショー「ヴェルサイユの光」
ベルサイユじゃなくヴェルサイユなんですねと、どうでもいい部分が気になるベルばら読者。
ヴェルサイユ宮殿の噴水ショーを再現したことから始まった噴水ショー。
都会の明かりが届かない満点の星空をステージに織りなす、光と音と水のコラボレーションパフォーマンスは圧巻です。
基本的に平日は19:00と19:30の2回、土日祝や長期休み期間などは19:00~20:30の間で3回上映されます。
一般の方も有料で鑑賞可能ですが、グランピング宿泊者は無料で観覧できます。
画質と撮影センスの限界ッ!!
格安スマホなので特に夜はあまり上手く撮れません。
いや道具のせいにするなって感じなんですが、ブログも始めたことだしやっぱりアイフォン欲しくなりますね。
ショーは特にストーリー仕立てとかではないので、お酒を片手にのんびり観られる感じです。
ロマンチックを解しない無粋な子供は10分ぐらいで飽きてましたが、大人はとても楽しめました。
はあ~贅沢。非日常。最高。
翌朝
うわ、って声出た。昨日ずっと見てたはずなのに。
朝起きたら目の前に富士山が広がってるとか、静岡県or山梨県民でもない限り軽く異世界体験ですよ奥さん。
ただこの後、うっかりミスをやらかしたことに気づくのですが、それは次で詳しく説明します。
とにかく景色が最高でした。
あと高原だけあって夜は一気に気温が下がるのか、早朝は芝生の朝露がすごかったです。
転がって遊んでた次男のズボン、びちゃびちゃになってました(笑)
利用して感じた不便な点・気を付けること
- 朝食は前日に園内で購入、もしくはオプションでビュッフェを
- 他の施設からは少し離れているため、移動は計画的に
- 休日、特に連休は高速が渋滞するので早めの行動が吉
かなり頑張って思い出しましたが、このぐらいしかありません。
というか、グランピングも基本的にはアウトドアキャンプなので、多少の不便は楽しんでなんぼです。
ただ、朝食に関してはやらかしました。
複合施設なんだし、朝になったらショップで何か買ってくればいいでしょ~と思い、何も準備せずに行った我が家。
しかし、開店時間が一番早いパン屋さんでも9時だということを当日の朝に知る。
チェックアウトは10時。
6時には起きてる子供たち(早起きでえらいね)。
さらにグランピングの場所からパン屋さんまで大人の足でも片道10分ぐらい。
結果、お腹空いたと騒ぐ子供たちを3時間近くちょっとしたお菓子と自販機のジュースでごまかし遊ばせ、ようやく朝食にありついたときにはチェックアウトの時間が迫っているという事態に。
もちろんそんなミスをしていたのは多分我が家だけ。
周囲のテントでは朝早くからパンやコーヒーで優雅にブレックファーストを取っていたり、事前に申し込み必須のビュッフェ会場(別途料金)に向かう家族連ればかりでした。
どんまい!
※ぶっちゃけ外部から持ち込んでも何か言われることはないと思いますが、冷蔵庫がないのでやめといた方が無難です。カロリーメイトとかならまぁ…うん。
【時之栖OUTDOOR HILL VILLAGE】は季節や天気を問わず楽しめるグランピング
というわけで、最後に若干ハプニングもありましたが、ふぐ家の初グランピングは大成功、大満足でした。
アウトドアはどうしても満足度が天気に左右されますが、こちらは雨天でも楽しめる要素が盛りだくさんで、そういう意味でもオススメです。
関東近郊でグランピングを体験してみたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
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